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定年退職後の末路 [日常の、、、]

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これは私の経験則に基づくのですが、以前メーカーに勤めておりまして、60歳の定年を迎えて本来であれば退職&悠々自適の年金暮らしのはずのご先輩方の殆どが引退しないんですね。


何故か?

 「年金だけじゃ生活できないから」

だそう。


技能職で昇進も特にせず、一般社員として定年を迎えた人や、管理職にまで上り詰め、最終的に課長や部長で定年を迎えた方も、彼ら殆ど全ての方が引退できていませんでした。

正社員として定年退職のその日を迎えた後、翌日、翌週からまたいつも通り出勤していたんですよ。

中卒、高卒で集団就職の時代から辛いこともたくさんあった中、40年間好きでもないことをし続けた先人の忍耐強さには脱帽です。

しかしまー入社当初からずーっと厚生年金を掛け続けた挙げ句、支給時の金額を聞いてびっくりしました手取でだいたい¥8万強~¥13万弱。

最終時の50代ピークの頃の給料で月手取¥40万前後、ボーナスも年2回総計¥80万前後受け取っていてその水準で生活に慣れてしまったのもあって、全然暮らせない、、、

そこそこ経済的には恵まれたけど、嫌いなことを我慢して何十年も続けた結果、最後はこんなに惨めなのか、、、と言われ。

しかもこの人たち殆ど全員が同じことを言うんですよ。

 「もっとさっさと辞めてしまって、いろんな世界を見ておけばよかった」と。


辞めて後悔かと思いきや、同じところに勤めあげても後悔みたいです。

こういう意見もあったということで、参考までに。

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